クラス(Job)
すっ ぴん士 adventurer
格闘士 Pugilist 伝統的な護身術を修得したファイター。
鍛え抜かれた拳はすでに武器を帯びているに等しいが、手の延長上にある武器「闘器」を装着することによって、その破壊力はさらに倍加される。
得意のクローズファイトに持ち込むためには、いかにして敵の懐に潜り込めるかが肝要で、相手の注意を逸らす目的で投輪チャクラムを携帯する者もいる。
剣術士 Gladiator 短剣から長剣まで、諸刃の直剣から片刃の曲刀まで、幅広い種類の斬撃主体の片手剣「佩剣」を主武器とする近接ファイター。
さまざまなシチュエーションでの戦闘を余儀なくされる剣闘士の技を源流としているため、盾を持てば仲間を護る重戦士に、片手を空ければ攻撃主体の軽戦士にと、フレキシブルに戦場での役割をチェンジできる。斬ったり突いたり投げたりと、戦術の幅が広いのも特徴。
斧術士 Marauder 海賊が敵船破壊や強襲上陸で用いる「大斧」を主武器とするファイター。
伝統的な海賊武器という印象が強いが、都市間の戦争や強大な魔物の討伐戦で大暴れし、英雄として武名を残した斧術士も少なくない。
防御に構わず巨大な斧頭を叩き込み、敵の盾を破壊したり、衝撃で昏倒させたりする力攻めを得意とするが、敵船に接舷するまでは投斧フランキスカもまた重要な武器となる。
決闘士 fencer
棍術士 enforcer
弓術士 Archer 遠距離からの狙撃や曲射を旨とする「弓矢」を主武器とするファイター。
射掛けるのに有利なポジションを選んだり、異なる特性の矢を敵によって使い分けたりと、戦術的な判断を要求される。
エオルゼアでは、エレゼンの弓兵が得意とした長弓術とミコッテの猟人伝統の短弓術とが普及している。また優れた動体視力を活かし、投石を得手とする者も多い。
槍術士 Lancer 長いリーチを活かした敵アウトレンジからの刺突を旨とする「長槍」を主武器とするファイター。
また刺突以外にも、斬撃や打撃など武器の選択によって多彩な攻撃が選択できるのが特長。
強盛を誇ったアラミゴのパイク兵の影響で、かつては柄の長さを競う風潮があったが、現在は多様な形式の槍が混在している。
通例、槍術士は遠距離戦用に投擲槍ジャベリンも携帯する。
銃術士 musketeer
盾術士 sentinel
samurai
棒術士 stavesman
暗殺者 assassin
鞭術士 flayer
法術士 mystic
呪術士 Thaumaturge 呪術と呼ばれる、破壊的性格の強い魔法を操るソーサラー。己の本性を内観することで、心の内に秘める力を操ることができる。
念珠を嵌め込んだ笏状の魔器「呪具」を携帯しており、それを注力点として精神を魔法に変換する。
ウルダハの二大礼拝堂が呪術の総本山とされ、術を研鑽する多数の学僧を擁している。
幻術士 Conjurer 幻術と呼ばれる、属性の影響が強い魔法を操るソーサラー。己の周囲に満ちる万物を観想し、さまざまな属性の元素を見出すことができる。
自然木から作り出された杖状の魔器「幻具」を携帯しており、それを依代として元素を魔法に変換する。
総本山は、森の木々の囁き声が集まると云うグリダニアの碩老樹瞑想窟。
巴術士 arcanist
楽術士 bard
木工師 Carpenter 「ハンドソー(手鋸)」を主道具とする、木工製品のクラフター。
剛性、靭性、重量、価格などさまざまな木材の特性に精通。素材を活かした器具や家具作りを信条とする。
木工技術は、リムサ・ロミンサでは造船、イシュガルドでは高層建築を中心に発達してきたが、特に周辺に良質な木材の宝庫を有するグリダニアでの発達は目覚ましく、巨大建造物から祭祀の仮面まで幅広い分野で利用されている。
鍛冶師 Blacksmith 鉄を加工し、道具や武器を生みだす金属のクラフター。
「クロスペインハンマー(十字鉄鎚)」を主道具とする。工房で剣を鍛えたり、キャンプ地で短剣を研いたりと、時と場所を選ばず商売できる。
その源流は古く青銅時代にまで遡り、その頃より徒弟制によって連綿と受け継がれてきた伝統の技と、銃砲のような最先端の技とが渾然としており、流派も多い。
甲冑師 Armorer 板金加工を得意とする甲冑のクラフター。主道具は「レイジングハンマー(打出鉄鎚)」。
金属板を打ち出した板金鎧から、鎖を綴じた鎖帷子まで、さまざまな甲冑を作りだす。
かつては鍛冶師が甲冑製作も行っていたが、板金術の発達に伴い、高度な専門テクニックを要するものとなったため独立。現在では世間でも専門職として認知されている。
彫金師 Goldsmith 金銀などの貴金属、ルビーなどの宝石を用いてアクセサリを作りだす、貴金属製品のクラフター。主道具は「ビュラン(たがね)」。
また武器や道具、防具に装飾を施すことで、より美しく強化することも得意とする。
基本的に扱う素材のほとんどが高価なため、自ずとハイリスク・ハイリターンの宿命を負っており、市場を読む力が問われるクラスと言える。
革細工師 Tanner なめし革を縫い合わせて、ブーツ、ベルトなどの皮革製品を作りだすクラフター。主道具は「ヘッドナイフ(革包丁)」。
狩猟を生業とする冒険者から日々持ち込まれる毛皮や鱗皮など多彩な皮を買い付けるのも仕事のひとつ。
エレゼンの秘伝だった高度ななめし技術が解禁されたため、昨今は市場に流通するさまざまな製品に革が利用されており需要は多い。
裁縫師 Weaver 「ニードル(縫針)」を主道具とする衣服のクラフター。
繊維を集めて糸を紡ぎ、糸を集めて布を織り、布を集めて衣服を仕立てる一連の仕事を、一手に任ずる繊維の専門家である。
また人びとの多様な嗜好に応えられるよう、流行のリサーチやコーディネイトの提案も大切な仕事。紡車を回して人びとの命数を紡ぐとされる女神ニメーヤを信奉する者が多い。
錬金術師 Alchemist 鉱物、霊物、呪物、神物など万物に精通するクラフター。主道具は「アレンビック(蒸留器)」。
物質を変質させることを旨とし、人びとを癒す秘薬と苦しめる劇薬という、背反する効能の薬品を作りだす。
エオルゼアで系統立てた技術として確立したのは近年。近東より伝わった古式錬金術を基にするが、ララフェルの本草学やミコッテの神秘学も混在している。
調理師 Culinarian 食材や調理法に精通した食のクラフター。主道具は「スキレット(平鍋)」。
炎、水など属性を帯びた美味しい料理で人びとの御腹を満たす。
有史前より専門職として確立していたが、レシピ本が刊行され、統合的な技術として認識されたのは近年。食通であり、自らも戦艦の厨房に入り浸りだった半西紀前のリムサ・ロミンサ提督シャーククリーバーの功績による。
採掘師 Miner 鉱石や原石、化石の採掘、石材の切り出しなど、およそ岩石に関わる仕事すべてに精通するギャザラー。「ピック(鶴嘴)」を主道具とする。
主な取引相手は鍛冶師や彫金師。かつて鉱山都市であったウルダハ発祥の鉱業技術を習熟しているため、鉱脈探査や土木作業など仕事の幅は広い。
彼らの間では定説となっている大陸漂流説から、放浪の神オシュオンを崇める者が多い。
園芸師 Botanist 野菜や穀物、繊維作物の栽培、果樹の植林、野草の採取、用木の伐採など、生きている植物に関わる仕事すべてに精通するギャザラー。「ハチェット(手斧)」を主道具とする。
主な取引相手も、木工師、裁縫師、錬金術師、調理師など、実に多岐にわたる。
水利の発達したグリダニアで花開いた農芸を基礎としており、植物の恩恵に浴すだけでなく、心を通わせることにも重きを置いている。
漁師 Fisher 魚介に関わる仕事に精通するギャザラー。主道具は「フィッシングロッド(釣竿)」。
磯釣、川釣、船釣を活動の中心とし、季節、時間、天候に応じて、ポイント、用具や餌を臨機応変に選択する能力が問われる。
また海洋、河川、湖沼、地底湖など幅広いフィールドを活躍の場とするため、護衛役としてファイター系のクラスを雇うケースも多いようだ。
牧獣師 shepherd

スキル(Skill)
すっ ぴん Unarmed Suppin Adventurer SPN SPN
闘術 Hand-to-Hand Pugilist Pugilist PGL PGL
剣術 Sword Gradiator Gladiator GLA GLA
斧術 Axe Marauder Marauder MRD MRD
決闘 Fencing Fencer Fencer FNC FNC
Club Enforcer Enforcer ENF ENF
弓術 Archery Archer Archer ARC ARC
槍術 Polearm Lancer Lancer LNC LNC
Gunnery Musketeer Musketeer MSK MSK
Shield Sentinel Sentinel SNT SNT
Great Katana Samurai Samurai SAM SAM
Staff Stavesman Stavesman STV STV
暗器 Dark Arts Assassin Assassin ASN ASN
Whip Flayer Flayer FLA FLA
法術 Mysticism Mystic Mystic MYS MYS
呪術 Thaumaturgy Thaumaturge Thaumaturge THM THM
幻術 Conjuring Conjurer Conjurer CON CON
巴術 Arcanima Archanist Arcanist ACN ACN
楽術 Musical Bard Bard BRD BRD
木工 Woodworking Carpenter Carpenter CRP CRP
鍛冶 Smithing Blacksmith Blacksmith BSM BSM
板金 Armorcraft Armorer Armorer ARM ARM
彫金 Goldsmithing Goldsmith Goldsmith GLD GLD
革細工 Leatherworking Tanner Tanner TAN TAN
裁縫 Clothcraft Weaver Weaver WVR WVR
錬成 Alchemy Alchemist Alchemist ALC ALC
調理 Cooking Culinarian Culinarian CUL CUL
採掘 Mining Miner Miner MIN MIN
園芸 Botany Botanist Botanist BTN BTN
漁釣 Fishing Fisher Fisher FSH FSH
牧獣 Herding Shepherd Shepherd SHP SHP
利き手武器 Main Hand Weapon MainWeapon Main Hand Weapon SUB1 SUB1
逆手武器 Off Hand Weapon SubWeapon Off Hand Weapon SUB2 SUB2
両手武器 Two-Handed Weapon TwoHandedWeapon Two-Handed Weapon SUB3 SUB3
詠唱 Casting Cast Casting SUB4 SUB4
盾防御 Shield Defense ShieldGuard Shield Defense SUB5 SUB5
投擲 Throwing Throw Throwing SUB6 SUB6
回避 Evasion Evasion Evasion SUB7 SUB7
受け流し Parrying Parry Parrying SUB8 SUB8
コンビネーション Battle Regimen Combination Battle Regimen SUB9 SUB9
状態異常(物理) Physical Ailment AntiBadStatus(Physical Physical Ailment SUB10 SUB10
状態異常(装備異常) Gear-Based Ailment AntiBadStatus(Equip Gear-Based Ailment SUB11 SUB11
状態異常(魔法) Magic Ailment AntiBadStatus(Magic Magical Ailment SUB12 SUB12
道具 Tool Tool Tool SUB13 SUB13
攻撃魔法 Battle Cast MagicAttack Battle Cast Stance STC1 STC1
攻撃力アップ Aggression WeaponAttack Aggressive Stance STC2 STC2
防御力アップ Fortitude Defence Stalwart Stance STC3 STC3
キラー効果 Killer Killer Killer Stance STC4 STC4
回復 Healing Healing Healing Stance STC5 STC5
ヘイト Threat Hate Threatening Stance STC6 STC6
消耗緩和 Caution Decay Cautious Stance STC7 STC7
戦利品・採取 Looting Booty Looting Stance STC8 STC8
撤退 Retreat Withdrawal Retreating Stance STC9 STC9
吸収 Absorption Drain Absorbing Stance STC10 STC10
位置 Positioning Position Positioning Stance STC11 STC11
被感知 Perception AntiSearching Perceptive Stance STC12 STC12
情報開示 Discernment Library Discerning Stance STC13 STC13
パーティ Group Party Group Stance STC14 STC14

民族と部族(race and clan)
ヒューラン族 The Hyur 約千年前より過去三度にわたる大移動で近隣の大陸や島々か ら流入してきた、エオルゼアでもっとも人口が多い民族。 他の民族と比して中肉中背。短く丸い耳。長旅に耐える健脚などの身体的特徴をもつ。多様なルーツから受け継がれたバラエティに富んだ言語と文化体系を擁 するが、そのぶん民族意識は低く、個人の自由を尊ぶ気風が強い。低地に移住したミッドランダーと高地に移住したハイランダーが知られる。
エレゼン族 The Elezen かつてエオルゼアの中原を我が物としていた遊牧民族。痩身 長躯、四肢長大を身体的特徴とする。十二神に選ばれた 先住民としての誇りを胸に、大挙入植を開始したヒューランのミッドランダー族に対し、死闘を繰り広げてきた過去をもつ。その歴史的背景が、森林を 隠れ蓑に反抗闘争を続けたフォレスター族と、洞窟に立て籠もり久しく外界との交流を断つ道を選んだシェーダー族という二大部族の源流となった。
ララフェル族 The Lalafell 他民族の目には子どものようにも見える、小柄な民族。ずん ぐりとした見かけによらず、すばしっこい者が多い。元 々は南洋の島々で農耕を営む者が多かったが、大航海時代に作物の交易を通じてエオルゼアに進出。現在では主要構成民のひとつに数えられる国すらあるほど、 各都市に定着している。血族関係を重視する傾向が強いとされるが、どの民族ともそれなりに良好な関係を築き、他民族に溶け込むのもうまい。
ミコッテ族 The Miqo'te 大氷雪時代、獲物を追って氷結した海を渡ってきた狩猟民族 の末裔。鋭敏な嗅覚を誇る鼻、高い瞬発力を生む脚、優れた平衡 運動を可能とする尾等、猟人らしい身体特徴を備える。縄張り意識が強いため、同族民とすら距離をおき、虎の如きシングルライフを営んでいる者が多 い。殊に男性はその傾向が顕著で都市生活への適応に難があるため、市街地で暮らしているミコッテは、ほとんどが女性である。
ルガディン族 The Roegadyn 針鼠の如くごわごわと尖った髪、獅子の如くらんらんと輝く 瞳、猩猩の如くごつごつと筋張った腕をもつ、がっしりした体格 の巨人。エオルゼアでは、海賊や水兵、漁労を主な生業とするマジョリティのゼーヴォルフと、衛兵や用心棒、鍛冶屋を生業とするマイノリティのロー エンガルデの二部族が殊に知られている。
ミッドランダー/男 Midlander ♂ 人口の多いヒューランの中でも過半数を占める優勢な部族。 エオルゼア全土の都市や村落に満遍なく居住し、その生業も多様 性に富んでいる。幼少より書物に慣れ親しむ風習があるため、比較的知識層が厚いようだ。統計的に男性は女性よりやや身長が高い傾向にある 他、特に大きな違いはない。
ミッドランダー/女 Midlander ♀ 人口の多いヒューランの中でも過半数を占める優勢な部族。 エオルゼア全土の都市や村落に満遍なく居住し、その生業も多様 性に富んでいる。幼少より書物に慣れ親しむ風習があるため、比較的知識層が厚いようだ。統計的に女性は男性よりやや身長が低い傾向にある 他、特に大きな違いはない。
ハイランダー/男 Highlander ♂ ヒューランの中では、もっとも古くエオルゼアに定住した部 族。高地に山砦を築いて暮らしていたため、こう呼ばれる。ミッ ドランダーに比べ、概して大柄で筋骨隆々。今では十二神の一柱に数えられる古の破壊神ラールガーへの篤い信仰から、刺青や研歯など古来の風習を 守って暮らしている者が多い。近代になり、覇権国家アラミゴを打ち建てたが、帝国の侵攻により陥落して後は、そのとき亡命した傭兵の男以外、他都 市で姿を見かけることは稀になってしまった。
フォレスター/男 Wildwood ♂ 数百年もの間、うっ蒼とした森林地帯で暮らしてきた部族。 鷹の目の如き遠視を誇り、弓術に秀でている。いまでも 「森人」と呼ばれてはいるものの、都市国家の形成に伴い、現在では都会に順応した者や平原における遊牧生活に転向した者も少なくない。体格以外に 男女の際立った差はないが、あくまで一般論としてフォレスターの男は柔和で浪漫的とされる。
フォレスター/女 Wildwood ♀ 数百年もの間、うっ蒼とした森林地帯で暮らしてきた部族。 鷹の目の如き遠視を誇り、弓術に秀でている。いまでも 「森人」と呼ばれてはいるものの、都市国家の形成に伴い、現在では都会に順応した者や平原における遊牧生活に転向した者も少なくない。体格以外に 男女の際立った差はないが、あくまで一般論としてフォレスターの女は聡明で理知的とされる。
シェーダー/男 Duskwight ♂ 数百年もの間、薄暗い鍾乳洞を拠点としてきた「影人」と呼 ばれる部族。蝙蝠の如く発達した耳は、敵の一挙手一投足を衣擦 れの音で掴むほどで、自ずと格闘術に秀でている者が多い。現代でも半ば盗賊化しつつ穴居生活を続けている者がおり、彼らはフォレスター族を裏切り 者として軽蔑している。体格以外に男女の際立った差はないが、あくまで一般論としてシェーダーの男は厳格で高圧的とされる。
シェーダー/女 Duskwight ♀ 数百年もの間、薄暗い鍾乳洞を拠点としてきた「影人」と呼 ばれる部族。蝙蝠の如く発達した耳は、敵の一挙手一投足を衣擦 れの音で掴むほどで、自ずと格闘術に秀でている者が多い。現代でも半ば盗賊化しつつ穴居生活を続けている者がおり、彼らはフォレスター族を裏切り 者として軽蔑している。体格以外に男女の際立った差はないが、あくまで一般論としてシェーダーの女は勝気で情熱的とされる。
プレーンフォーク/男 Plainsfolk ♂ 起伏の少ない平坦な島々に、アリの巣のように地下でつな がった草葺き屋根の住居を建てて暮らしていた「平原の人びと」と 呼ばれる部族。カモフラージュとなる草木と似た、緑黄色や亜麻色の髪。地中を這うモグラの微かな足音も聞き逃さない大耳をもつ。機を見る に敏。舌先が器用で商売上手。陽気で祭り好きというのが、他の民族から見たプレーンフォークの男のステレオタイプなイメージ。
プレーンフォーク/女 Plainsfolk ♀ 起伏の少ない平坦な島々に、アリの巣のように地下でつな がった草葺き屋根の住居を建てて暮らしていた「平原の人びと」と 呼ばれる部族。カモフラージュとなる草木と似た、緑黄色や亜麻色の髪。地中を這うモグラの微かな足音も聞き逃さない大耳をもつ。しっかり していて計算上手。快活で話し好きというのが、他の民族から見たプレーンフォークの女のステレオタイプなイメージ。
デューンフォーク/男 Dunesfolk ♂ 大型家畜に背負わせた移動住居に住み、一面に砂地の広がる 島を移動しながら暮らしていた「砂丘の人びと」と呼ばれる部 族。陽光の強烈な反射から守るため、瞳孔を薄膜で被われたガラス玉のような目を特徴とし、また多くの場合、額に宿星を表す宝珠を貼り付けている。 一意専心の学者肌。浮世離れしていて読書好きというのが、他の民族から見たデューンフォークの男のステレオタイプなイメージ。
デューンフォーク/女 Dunesfolk ♀ 大型家畜に背負わせた移動住居に住み、一面に砂地の広がる 島を移動しながら暮らしていた「砂丘の人びと」と呼ばれる部 族。陽光の強烈な反射から守るため、瞳孔を薄膜で被われたガラス玉のような目を特徴とし、また多くの場合、額に宿星を表す宝珠を貼り付けている。 手先が器用で芸術肌。おっとりしていて占い好きというのが、他の民族から見たデューンフォークの女のステレオタイプなイメージ。
サンシーカー/女 Seeker of the Sun ♀ 自らを「太陽の使人」と称するミコッテの部族。太陽を象徴 とする女神アーゼマの信徒が多く、他の多くの民族と同様、昼間 を活動時間の中心とする。特徴的なのは、縦に細長い瞳と淡い色の虹彩を持つ印象的な目で、左右の虹彩の色が異なるオッドアイと呼ばれる個体も珍し くない。世間一般的には、決断が早く行動的だが、反面、気紛れで飽きっぽい者が多いと認識されているようだ。,自らを「太陽の使人」と称するミ コッテの部族。太陽を象徴とする女神アーゼマの信徒が多く、他の多くの民族と同様、昼間を活動時間の中心とする。特徴的なのは、縦に細長い瞳と淡い色の虹 彩を持つ印象的な目で、左右の虹彩の色が異なるオッドアイと呼ばれる個体も珍しくない。世間一般的には、決断が早く行動的だが、反面、気紛れで飽きっぽい 者が多いと認識されているようだ。
ムーンキーパー/女 Keeper of the Moon ♀ 自らを「月の防人」と称するミコッテの部族。月を象徴とす る女神メネフィナの信徒が多く、基本的に夜行性。サン シーカーと比べ、暗い色の髪、大きな耳、円い瞳、発達した犬歯、細長い尾等を外見的特徴とし、また月光の力を浴すると信じられている鮮やかな戦化粧を顔に 施している者も少なくない。世間一般的には、無口で思慮深く、根気強い者が多いと認識されているようだ。,自らを「月の防人」と称するミコッテの 部族。月を象徴とする女神メネフィナの信徒が多く、基本的に夜行性。サンシーカーと比べ、暗い色の髪、大きな耳、円い瞳、発達した犬歯、細長い尾等を外見 的特徴とし、また月光の力を浴すると信じられている鮮やかな戦化粧を顔に施している者も少なくない。世間一般的には、無口で思慮深く、根気強い者が多いと 認識されているようだ。
ゼーヴォルフ/男 Sea Wolf ♂ 北洋から襲来する「海の狼」として、かつてエオルゼアの船 乗りや沿岸の村民を震え上がらせていた緑肌の海洋部族。 リムサ・ロミンサが防衛艦隊を配備して後は、大規模な海賊行為は影を潜め、代わりに交易船に雇われた船乗りや水兵として働く彼らの姿を見かけるように なった。豪放磊落な気質の者が多く、港の酒場はいつも彼らの豪快な笑い声に満ちている。
ローエンガルデ/男 Hellsguard ♂ 古の契約に従って、人を寄せ付けぬ火山の火口付近に居を構 える「炎の衛士」と呼ばれる、赤褐色の肌の山岳部族。 作物の育たぬ過酷な環境で暮らす彼らは、口減らしのため、次男や三男を傭兵として放逐することが半ば恒常化していた。しかし、質実剛健な気質と頑 健無比な肉体を備えたローエンガルデ傭兵は、衛兵や用心棒にうってつけで、いつも引く手数多のため、結果的に長男より財を成す者が多いようだ。,古の契約 に従って、人を寄せ付けぬ火山の火口付近に居を構える「炎の衛士」と呼ばれる、赤褐色の肌の山岳部族。作物の育たぬ過酷な環境で暮らす彼らは、口減らしの ため、次男や三男を都市に出稼ぎに出すことが半ば恒常化している。しかし、質実剛健な気質と頑健無比な肉体を備えたローエンガルデ傭兵は、衛兵や用心棒に 打って付けで、いつも引く手数多のため、長男より財を成す者が多いようだ。

守護神(Guardian)
アーゼマ Azeyma, the Warden 太陽と審理を司 る女神。火属の神力 を有し、第一月期の運行を務める。通説では時神アルジクの娘であり、愛神メネフィナの姉と解釈される。黄金の扇を持つ豪気な貴婦人の姿で 描かれ、日輪を象徴として表されることが多い。
ノフィカ Nophica, the Matron 大地と豊穣を司 る女神にして、都市国家グリダニアの守護神。土属の神力を有 し、第二月期の運行を務める。通説では日神アーゼマの娘であり、海神リムレーンの妹と解釈される。鋼の大鎌を持つ陽気な農民の姿で描か れ、新緑を象徴として表されることが多い。
サリャク Thaliak, the Scholar 河川と知識を司る男 神にして、都市国家シャーレアンの守護神。水属の神力を有 し、第三月期の運行を務める。通説では海神リムレーンの父であり、工神ビエルゴの師と解釈される。トネリコの杖を持つ内気な学者の姿で描 かれ、巻物を象徴として表されることが多い。
リムレーン Llymlaen, the Navigator 海洋と航海を司 る女神にして、都市国家リムサ・ロミンサの守護神。風属の神力 を有し、第四月期の運行を務める。通説では河神サリャクの娘であり、地神ノフィカの姉と解釈される。大身の銛を持つ壮健な漁師の姿で描か れ、波浪を象徴として表されることが多い。
ハルオーネ Halone, the Fury 氷河と戦争を司 る女神にして、都市国家イシュガルドの守護神。氷属の神力を有 し、第五月期の運行を務める。通説では壊神ラールガーの娘であり、地神ノフィカの仇敵と解釈される。青銅の大盾を持つ勝気な戦士の姿で描 かれ、数槍を象徴として表されることが多い。
ビエルゴ Byregot, the Builder 建築と工芸を司 る男神。雷属の神力を有し、第六月期の運行を務める。 通説では河神サリャクの弟子であり、戦神ハルオーネの兄と解釈される。双頭の鉄鎚を持つ誠実な鍛冶の姿で描かれ、手指を象徴として表されることが 多い。
ナルザル Nald'thal, the Traders 地底と商売を司 る男神にして、都市国家ウルダハの守護神。火属の神力を有し、 第七月期の運行を務める。通説ではナルとザルの二面の神であり、双子と解釈される。天秤を持つ明敏な商人の姿で描かれ、貝貨を象徴として 表されることが多い。
アルジク Althyk, the Keeper 重力と時間を司 る男神。土属の神力を有し、第八月期の運行を務める。 通説では星神ニメーヤの兄であり、日神アーゼマと月神メネフィナの父と解釈される。霊銀の大斧を持つ厳格な帝王の姿で描かれ、砂時計を象徴として 表されることが多い。
ニメーヤ Nymeia, the Spinner 惑星と運命を司 る女神。水属の神力を有し、第九月期の運行を務める。 通説では時神アルジクの妹であり、壊神ラールガーの主と解釈される。白絹のベールを被った聡明な機織の姿で描かれ、紡車を象徴として表されること が多い。
オシュオン Oschon, the Wanderer 山岳と放浪を司 る男神。風属の神力を有し、第十月期の運行を務める。 通説では商神ナルザルの義兄弟であり、戦神ハルオーネの親友と解釈される。イチイの弓を持った呑気な猟人の姿で描かれ、山杖を象徴として表される ことが多い。
メネフィナ Menphina, the Lover 双月と慈愛を司 る女神。氷属の神力を有し、第十一月期の運行を務める。 通説では日神アーゼマの異母妹であり、山神オシュオンの恋人と解釈される。円い平鍋を持った健気な小間使いの姿で描かれ、月輪を象徴として表さ れることが多い。
ラールガー Rhalgr, the Destroyer 彗星と破壊を司 る男神にして、都市国家アラミゴの守護神。雷属の神力を有し、 第十二月期の運行を務める。通説では星神ニメーヤの僕であり、工神ビエルゴと戦神ハルオーネの養父と解釈される。黄銅の杖を持った怜悧な 魔法使いの姿で描かれ、流星を象徴として表されることが多い。